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2016.08.23 商売をする人の使命感|”社長になる人に知っておいてほしいこと”より |
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おはようございます。
神戸・大阪・京都・明石・姫路を中心にシニアの経理財務経験者および企業のための人財マッチングサービスを展開しております。シニアエイド・イノベーションの田中です。
本日は「商売をする人の使命感|”社長になる人に知っておいてほしいこと”より」についてお話いたします。
昨日、お話しましたFOP募金箱についてですが、早速ご来社頂いた方に募金を頂きました。ご協力ありがとうございます。
それでは、本日のお題ですが今朝Facebookを見ていた時に「商売をする人の使命感」のセンテンスの一部を切り取りアップされていたのですが、その一文だと意味が伝わらないと思い書こうと思いました。
どういったことかといいますと、PHP研究所(松下幸之助氏)の「社長になる人に知ってほしいこと」の11番「商売をする人の使命感」という一文があります。
始めに、事業承継を目前に控え、悩まれている社長の相談から始まります。
「継続するためには儲けなければならない・・・ 儲けるためには理不尽なお客様にも頭を下げなければならない・・・ 息子にそのような姿を見られたくないとおもうことさえあります。松下さんに商売の意義をお教えいただきたいのですが。」とあります。
それに対して松下幸之助氏が以下の様に回答します。(要約しています。)
「ぼくが思うには、ここに品物があるとすると、あっちのない人に贈りたい、使わせたい気持ちになる。しかし自分がいちいち運んでいって「これ使ったらどうですか」ということは事実上できない。そこでそれを運ぶのが商人の役割ですね。だからこちらに余っているものを、あちらの足らんところへ動かして、バランスをとるという仕事が商人の基本的原則でしょう。それが商人の使命で、それがあるために商売が成り立つわけですわ。しかしタダで運ぶわけにはいかんから適当な手数料をもらう。これが商売の原点でしょう。その原則に忠実かどうかということですね。」
ここからが非常に大切な一文です。「自分が儲けるために商売するんやないわけです。品物がある、その品物がほしい、そういうように社会的に必要があるために、商売ができるわけです。そういう使命感というものをはっきり、その人がつかんでいないと商売にならんと思います。商売は聖なる仕事ですわ。みんな、政府も思っていないし。会社も思っていない。そういうことをはっきり理解しないから、商売と言えば、何か次元の低いものだと考える。こっちはなくて困る、あっちは余って腐らす、それを助けて仲立ちするのが商売、聖なる仕事ですよ。」とあります。
Facebookで取り上げられていた一文がこうです。「商売は聖なる仕事である。きわめて格調の高い仕事である。そういう仕事をしているのだという、自覚と意志をもつこと。そして商売をさせてもらえることに対して感謝する。卑屈になる必要など何もない。」これだとなぜ商売が格調高い仕事なのか伝わらないと思います。そう思うのは本を読んでいる私だけでしょうか?
私はネット社会の怖い所だと思います。一部だけ切り取られると経緯がわからず本当のことが伝わらないですね。
便利になったようで非常に難しい世の中になったような気がします。
皆様はいかが思われましたか?
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